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全社員にバクラクビジネスカードを配布!LayerXのバックオフィスはどれだけバクラクになっているのか?

バクラクを利用いただいているお客様のもとへLayerXの役員陣が伺い、聞きたいことをインタビューする連載『バクラク顧客探訪』がスタートします!

バクラク導入の背景や利用の実態から各社の経営理念、バックオフィスに対する考え方を伺います。

LayerX経営陣がインタビューを行います

<連載の予定>
第1回:株式会社ナレッジワーク 代表取締役CEO 麻野 耕司様
第2回:株式会社10X 取締役CFO 山田 聡様
第3回:STORES 株式会社 取締役CFO 齋藤 健太郎様
第4回:株式会社FABRIC TOKYO 代表取締役CEO 森 雄一郎様
第5回:株式会社タイミー 取締役CFO 八木 智昭様
第6回:株式会社一休 執行役員CTO 伊藤 直也様

連載開始に先立ち、「そもそもバクラクの社内はどうなっているのか?」経理部門と現場の立場から探ってみました。

バクラクビジネスカードの導入によって「法人カードのペインが無くなった」と語るのはLayerX執行役員 CFOの渡瀬 浩行。会計・経営管理領域で25年以上の経験を持つ渡瀬にとって、バクラクビジネスカードは業務効率化につながる納得のプロダクトでした。

執行役員の石黒 卓弥は、バクラクビジネスカードを利用するようになり「苦手だった経費精算を楽しめるようになった」と語ります。全国への出張や会食といった石黒の過密スケジュールはバクラクビジネスカードの仕組みが支えています。

経理のハタラクをバクラクにするプロダクトを提供するLayerX社内の経理処理はどうなっているのか。法人カードの活用を中心にざっくばらんにお伝えします。


バクラクビジネスカードで苦手な経費精算が楽しめるようになった


石黒:
経費精算は重要な業務とわかってはいるのですが、月末にまとめて行うタイプでした。面接などの業務をつい優先してしまって・・・。

ただ、バクラクビジネスカードを手に入れてからは違います!

スマホアプリから申請できるようになって、管理部から「最近経費の申請が早くなったね」と言われるようになりました(笑)

株式会社LayerX 執行役員 石黒 卓弥

渡瀬:確かに、石黒さんは申請が早くなりましたね(笑)

石黒さんに限らず、私の経験上、経費の申請は月末にためる方が多いです。

石黒:月末ギリギリの提出になると経理側で数字を締める余裕がなくなってしまいますよね。

渡瀬:バクラクビジネスカードを全社員に配布したところ、「月末にためるよりもすぐ申請した方が楽」と言われます。会食が終わって領収書をスマホで撮影してアプリにアップロードすれば提出完了だから楽ですよね。

コーポレート部門の業務は月末月初に集中しがちなのですが、バクラクを使うと随時申請をあげてもらえるので、コーポレート業務の平準化も進んでいます。

石黒:紙の領収書を提出しなくてもよいのは安心感があります。

領収書を紙で持っていると「なくしてしまうかも・・・」と心配することがありますが、写真をすぐに撮ればOKです。経理のSlackにも通知が届くから申請できたことを自分でも認識できますし。

渡瀬:バクラクビジネスカードは従業員ごとにカードを発行し、利用明細が見られるように設定しています。カード利用者が決済したことだけでなく、「この人はカードを利用したけどまだ申請をしていないな」ということもわかるようになりました。立替経費だとわからなかったことです。

株式会社LayerX 執行役員 CFO 渡瀬 浩行

石黒:経理とのコミュニケーションは早くなりましたね。

これは先日の話ですが、会食でバクラクビジネスカードを使って、領収書をアプリからアップして「これで経費申請完了なんですよ」と同席している方に自信満々にしていたんです。すると、すぐに経理のメンバーから「領収書の下が切れてます!」って返事がきまして(笑)

利用した実績が管理部門にリアルタイムで反映されるから、フィードバックをすぐにもらえました。

渡瀬:すぐに連絡が届くので経理側でも安心できます。

石黒:これ、宣伝みたいになっちゃいますが、バクラクビジネスカードを利用するようになって、自分が苦手だった経費精算を楽しめるようになりました

アプリを開いた時に自分が決済した明細が表示されていて、未処理の件数も出ます。未処理をゼロにしたいので、ちゃんと申請しようというモチベーションが湧きます。

申請から承認まで何分でいけるのか、「今月の最速承認を目指そう!」みたいな謎のモチベーションも湧いてきました(笑)

そういうモチベーションを保って、経費精算を楽しめるのはUXの良さが決め手になっていると思います。

バクラクビジネスカードは従来の法人カード運用のペインを払拭した


渡瀬:
経理から見ると従来の法人カードはペインが多く、立替経費に寄せる会社が多かったと思います。

立替経費で運用をしていると、月間で何十万円もご自身で負担するケースもあり、個人のキャッシュフローも悪くなります。

石黒:出張や会食が続くとかなりの金額を使うことになりますね。

フルリモートで遠方に住んでいる方の場合、オフィスに行くだけでかなりの金額を立て替える必要があるので、キャッシュフローが回らないケースもあると思います。

私もかなり立替をしていて、最近プライベートで利用しているカードの請求額が少ないな、と思ったらバクラクビジネスカードを使っているからでした。

渡瀬:法人カードを利用していても、物理のカードを社内の特定の人だけが持っている運用が以前は多かったですね。サーバー費用やWeb広告の決済は、カードを持っている人が手続きをしなければならず、大体は経理がやっていました。この作業が増えてくると結構負荷がかかるのです。

また、不正利用や使いすぎの懸念もありました。法人カードを社員に渡すとリスクが高いと考える会社の方が多いです。

バクラクビジネスカードは目的別にカードを作成し、利用上限金額も設定して従業員に渡せるので、これまでのペインが解消されています。

石黒:ペインの払拭に加えて、バクラクビジネスカードには「何に利用したか可視化される」というメリットもありますね。

渡瀬:その通りで、決済代行会社の名前だけ入っていてサービス名が書かれないカード明細もあります。

そうすると、購買稟議から同じ額のものを探してこないといけないので、取引が多い会社はかなり大変です。

バクラクビジネスカードは用途別にカードを発行できるから照合もすごく楽です。

バクラクビジネスカードの管理画面 ここからカードを発行できる

石黒:経理としてもだいぶ楽になるポイントが多いですね。

渡瀬:そうですね。バクラクビジネスカードは「経理がカードのオペレーションをしなくて良いプロダクト」です。

色々な会社のWebサービスを利用していると、月末に各サービスにログインして領収書をダウンロードする作業が発生していました。ダウンロードの作業だけで1日かかってしまうんですよね。

バクラクビジネスカードによって、利用した方が自分で使った領収書をアップロードしてくれるようになりました。

稟議申請と利用明細が紐づいているので、照合する作業も簡単になりましたし、利用者に報告を自動催促する機能も助かるポイントです。

また、領収書の写真を撮ってアップするだけで電帳法に対応できているか判定できるのは心強いし、安心です。

昔抱えていたカードに関するペインはことごとく解消されていると言えます。

石黒:法人カードにネガティブなイメージを持っている人は騙されたと思って1回試してみてほしいですね。

実際利用してみたら、月末にまとめて申請するよりもすぐに申請する方が楽なんです。

スマホ1つで稟議申請と経費精算が完了するようになった


石黒:
そういえば以前、渡瀬さんにバクラクビジネスカードの上限額を上げてもらった事がありましたね。

渡瀬:月次の締め会の時ですね。

締め会の様子

石黒:飲み物や食べ物を注文していたらカードの上限額に達してしまったけど、渡瀬さんが手持ちのスマホからカードの裏のQRコードを読み込んで上限額を上げてくれて。

渡瀬:実はあの時初めてやってみたのですが、全く迷わず管理画面に入れて簡単に設定できました。本当にユーザー体験について考え抜かれたプロダクトだなと実感しました。

石黒:体験でいうと、アプリがすごく良いですね。
Slackとスムーズに連携するので、稟議申請も経費精算もPCを開かずにほとんどスマホでやっています

私のスマホのホーム画面の1ページ目、いわゆる「一軍」にありますよ(笑)

承認者の立場としては、バーチャルカードでも決済されたらSlackに通知が飛んでくるのがとても良いですね。

海外のWebサービスなど、カードで定期支払になることが多いので報告を忘れてしまいがちですが、ちゃんと通知が届きます。

人間ができないことをシステムに任せられるようになりました。

渡瀬:経理側からも「利用報告を上げてください」と皆さんに催促するのは工数的にも心理的にも負担でしたが、ちゃんと報告が上がってきます。

石黒:誰も不幸にならない、みんな助かる幸せな仕組みになっていますよね。

バクラクビジネスカードは従業員のモラルを守るガードレール


渡瀬:
個人の経費精算が高額になっている会社の方、カードは怖いと感じている会社の方に利用してほしいです。特にカードの運用は面倒だからなるべく利用しないようにしよう、利用する範囲を絞ろうと考えている会社の方にこそ使ってほしいですね。

石黒:バクラクビジネスカードは自然と従業員のモラルが守られる仕組みになっています。

怪しい支払があれば数秒でSlackに通知されるので「モラルを守ってください」と伝えていく必要がありません。現金の運用の方が不正が起こる可能性が高いです。

バクラクビジネスカードは進む方向やこの外に行ったら危ないぞ、と教えてくれるガードレールみたいな存在ですね。

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渡瀬 浩行
株式会社LayerX 執行役員 CFO
早稲田大学政治経済学部卒。1997年アクセンチュア株式会社に入社し、会計・経営管理領域を中心にコンサルティング業務に携わる。2004年株式会社アミューズキャピタル社長室室長。 2005年から2011年まで携帯電話向けゲーム配信を行う株式会社ライブウェアの取締役経営管理本部長。2011年6月から2019年6月までスマートフォン向けオンラインゲーム開発・運営を行う株式会Aiming(2015年3月東証マザーズ上場)の取締役CFO。2019年9月からLayerXに参画し、事業成長に必要な環境づくりに日々取り組んでいる。

石黒 卓弥
株式会社LayerX 執行役員
NTTドコモに新卒入社後、マーケティングのほか、営業・採用育成・人事制度を担当。また事業会社の立ち上げや新規事業開発なども手掛ける。2015年1月、60名のメルカリに入社し人事部門の立上げ、5年で1800名規模までの組織拡大を牽引。採用広報や国内外の採用をメインとし、人材育成・組織開発・アナリティクスなど幅広い人事機能を歴任。2020年5月LayerXに参画。人事と広報領域を担当。

明日は株式会社ナレッジワーク 代表取締役CEO 麻野 耕司様にLayerX 代表取締役CEO福島 良典が、BtoBプロダクト開発の秘訣や顧客体験へのこだわりについてインタビューした様子をお届けします!

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