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LayerXのはたらきかた2025

こんにちは、すべての経済活動をデジタル化したい、石黒です。
デジタル化したい、と書いておきながら週末は草取りや薪割りに勤しむ生活をしています。

さて、この2月から当社内で【#日めくりLayerX】と題して、ブログやnoteをリレー形式で発信していこう!という企画を始めることにしました。ずっと大切にしている『全員広報』の体現です。先日「2月~3月でやろう!」と社内に声をかけたところ4月どころか5月までカレンダーが埋まり始めている、という状態です。頼もしい。
基本的に3つのテーマに沿って書いていきます。テーマは「私のAI活用」「在籍エントリ」「全員営業・全員採用」

日めくりLayerX企画!

(※全員広報については以下をお読みください)


組織の変化・組織にまつわる数字

本エントリは2023年10月に書いた以下noteのアップデート版です。前回からの変化(2023年10月→2025年1月)として従業員は約1.8倍(220→390名)に、事業も大きく前進しつつあります。

あらためて、LayerXの組織についてご紹介します。現在3つの事業部(バクラク事業、Fintech事業、AI・LLM事業)とその事業推進を支える共通部門で組織が構成されています。創業期から意識的に「複数事業経営」に向き合い、事業を運営しています。

3つの事業を運営

組織にまつわる数字をいくつか記載します(※通年数値はFY23のもの、その他は2025年1月現在の数字)。こうした組織の基礎数値の可視化についてはHRで継続的に進めています。

個人と組織の人的資本の可視化は人的資本経営の第一歩です。成長企業がこうしたアクションにリソースを割くことはなかなか難しいことではありますが、将来のために着実にアクションを進めていきます。

  • 女性比率:22.6%

  • 平均年齢:34.0歳

  • 新卒入社比率:3.9%

  • 産休・育休取得率:100%

    • 育休取得率(女性):100%

    • 育休取得率(男性):100%

  • リモートワーク実施率:100.0%

  • eNPS(※):-14.8

※eNPS:自分の職場で働くことを、親しい人に勧めたいかどうか」を数値化し、従業員の会社に対する意識を測定する指標(eNPSの日本企業平均は-60前後と言われています。参考記事

eNPSとは

この1年半で組織も事業も大きく変化がありました。新規プロダクトも複数リリースされ、数多くのお客様にご契約・ご利用いただけるようになりました。また、その過程で組織強度を高めるための取り組みを複数実行しています。詳しくは代表 fukkyyのnoteをお読みください。

産育休は延べ40名を超えるメンバーが取得しており、また復職後も活躍してくれています。

はたらきかた

オフィス出社やリモート勤務の状況についてもアップデートを書いていきます。LayerXの募集要項には「リモートOK、出社もOK」と書かれており、2025年2月現在もリモートワークとオフィスのハイブリットで事業運営しています(文字通りリモート勤務も出社もOKというスタイルです)。フルリモートで活躍する社員も数多く在籍しており、非関東圏の在住社員は約16.0%です。

2024年5月に現オフィス(東銀座)に移転しました。イベントスペースもあり、個人的に非常に気に入っています。平日の平均出社率は2割程度で、フリーアドレスでの運営をしています。"事業に資する"を体現するHRやCommunication部門のメンバーが様々な事業部の机の隣で働いているのをよく見かけます。

羅針盤のアップデート

直近1.5年の大きな変化の一つは羅針盤のアップデートです。LayerX羅針盤は「“標語”から文化は生まれない。”行動”から文化が生まれる」という思想のもと、LayerXが行動指針以外で大切にしている価値観をスライドにまとめたものになります。

10月にVer3.0にアップデートしました。現時点で91万Viewと数多くの方にお読みいただいています。これからもアップデートし続けていく予定です。

私の野心・この会社で成し遂げたいもう一つの思い

ここまで、この1年半の組織アップデートを書いてきました。

「でも、大変ですよね?LayerXさん」

という声が聞こえてきた気がするので、半年ほど前に経営会議で私が書いたメモとともに「私の野心の1つ」を書きたいと思います。

経営会議「カルチャーパート」より

『心身の健康とハイパーグロースの両立の実現。』です。いくつかの野心がある中で、実は最も難しいと思っています。例えば、育児とストレッチ目標って相性が悪い。ワンオペ中にお客様や採用候補者とのコミュニケーションがあったりすると、落ち着いて対応することが難しかったりします。私自身もそうした経験が何度もあります。

「AIを活用する」は一つの解決策かもしれませんが、「それだけが解」ではないと思っています。気のおけない仲間とご飯を食べる、雑談をする、趣味に没頭する時間を作る、とにかく寝る・・・「自身がパフォーマンスを出すために必要なことを知る」これが第一歩目かもしれません。

2015年に転職し、スタートアップに来て10年が経ちますが、いつになっても難しさを感じています。しかし諦めたくないと思っています。悩んだり苦しんでいるメンバーの役に立ちたいと思っているし、LayerXを通じてスタートアップのニューノーマルにチャレンジしたい、そう思っています。

会社を知ってくれたら嬉しいです。面談しましょう

というわけで、LayerXのはたらきかた2025をお届けしました。

Opendoor(カジュアル面談プラットフォーム)を置いておきます。ぜひ雑談しましょう。その過程で、当社事業やメンバーに興味を持っていただけたら嬉しいです。

LayerXでは、事業部・テーマ別にカジュアル面談を公開しています。ぜひお気軽にお申し込みください!