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作る・世に出す・価値を生む(#LXなぜデザ)

LayerXで働くデザイナーがバトン形式で「なぜあなたはデザイナーに?」をインタビューする連載「#LXなぜデザ」の第二弾です。この連載ではLayerXのデザイナーの想いや人柄をご紹介していきます。

mori | デザイナー
株式会社LayerX バクラク事業部 プロダクト開発部 デザイングループ。出版、メディア、toCサービスを経て、LayerXに入社。バクラクのプロダクトデザインを担当。


経歴

── なぜデザイナーになったのか教えてください

Talkin' Loudというイギリスの音楽レーベルやその周辺の音楽シーンが好きだったこともあり、そのロゴやジャケット、Straight No Chaserという音楽誌に関わっていたデザイナー、Ian Swiftのグラフィックに興味を持ったのがきっかけです。Straight No Chaserが当時使われ始めたMacで作られていたり、デザイン、音楽、出版といったシーン全体がかっこよかった。

同じころ平野甲賀さんの装丁やタイポグラフィを目にしたりして、デザインがやりたいというより、こういった物を作りたいと思うようになりました。

そこから制作会社にアシスタントのアルバイトで入って印刷物の制作に関るようになり、その後、映像系の制作会社に移ってからは、Macromedia Directorを使ったインタラクティブコンテンツやWEB、映像の制作に関わるようになりました。一旦会社を辞め、ロンドンのデザイン学校に1年ほど行った後フリーランスで仕事をするようになりました。フリーランスの時には印刷や出版物のデザインをやりつつ、WEBメディアなどに関わっていました。

ANCIENT TO FUTUREより

── なぜLayerXに入社したのでしょうか?

フリーランスの頃、WEBサービスやアプリを作りたいという思いから、当時興味を持っていたGunosyに連絡し入社することになりました。。その時がCEOの福島さんやCTOの松本さんとの最初の出会いです。Gunosy退社後、バクラク事業部CTO/CPOの榎本さんに声を掛けてもらって、最初は業務委託として関わりその後入社しました。

何をするかも大切なんですが、誰とするかもとても大切だと思っています。自分が一緒に働きたいと思っている人たちに誘われれば行かない理由はないですね。

仕事について

── 具体的な仕事内容を教えてください

今まではバクラクシリーズのデザインや表示周りの実装を担当していました。今は主にバクラク請求書発行という新しいサービスを担当しています。

── バクラクに関わるようになって記憶に残っている仕事は?

物が売れるとか、多くの人に使ってもらえるとか、結果を出すことは大切だと思っています。どんなに良い物を作っても、売れなかったり使われなかったりするものでは誰も幸せにならない。
そういった意味で、関わった物が世に出て、評価されて成長していっている今のバクラクの状況が一番印象深いです。

大事にしていること

── デザイナーとして大切にしていることを教えてください

形になって世に出ることがとても大切です。デザインがしたいというより、世に出て価値を生む物を作ること自体に興味があるので、結果自分がデザインしないことがあってもいいと思っています。
デザイナーとしてというより、関わる一人として価値のあるアウトプットを出したいですね。

── 好きなデザイナーのValueは何ですか

「愛」と「全員デザイン」です。
以前出版に関わっていた時に、著者や編集の熱量が、制作、営業、流通、書店と伝播していって、良い物が作れて、且つすごく売れるといったことを何度か経験したことがあります。

ただ単に熱量が高ければいいわけではないですが、良い物を世の中に出して価値を生むには、関わる人全員で高い熱量をもって取り組んでいくことがとても大切だと思っています。LayerXの成長にはそういった姿勢が強く影響していると思います。

── インタビュアー(@sumioka)から

森さんは、デザインの見た目だけではなくコピーや企画についても常に的確なフィードバックをくださいます。今回のインタビューを通じて、デザインすること自体が大切なのではなく、きちんとお客様に届き、みんなが幸せになる良いものを作る、そしてそれを楽しむという一貫した信念を改めて感じました。
実力と志が伴った素晴らしいデザイナーと、一緒に働ける幸せを噛み締めました!

未来の仲間に一言

熱量を持ってみんなで取り組んで、良い物を作ってそれが価値を生む、そんな過程や働き方を楽しめる人と一緒に仕事できるといいですね。


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