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自分の頭で考え抜いた経験が自信になる。新卒2年目エンジニアのこれまでとこれから(#LXエモカレ)

LayerXで働く人たちの心のうちに迫る「LayerXエモカレ」。7回目は、バクラク事業部エンジニアの白井清貴が登場。

新卒でLayerXに入社し、現在はバクラクプロダクトの開発に携わる白井。実は大学時代に8社のインターンを経験しています。そんな彼はなぜLayerXに入社を決めたのか、若手の視点から見たLayerXの姿などを語ってもらいました。


インターン経験は8社。エンジニアを目指して自分を追い込んだ大学4年間

新卒入社のメンバーと代表のふたり

——白井さんは学生時代、さまざまな会社でインターンの経験をしてきたと聞いています。

一般的にインターンと言うと、就職活動の一環として取り組むことを想像されるかもしれませんが、僕の場合は少し違いました。将来はエンジニアになりたいという明確な思いがあったので、技術力を身につけるためにも、自分を追い込む環境に身を置きたかったんです。

一番長いインターンは大学1年生の11月から始めたFinatext(フィナテキスト)という、金融業界のデジタル化を推進する会社でした。僕は社内向けの管理画面などの開発に携わっていましたが、はじめは書いてあるコードが何を意味しているのかもわからず、それを読み進めて内容を理解するだけで精一杯でしたね。

Finatextと同時期にやっていたのが、当時メンバーが数人規模のスタートアップでのインターンです。メンバーが少ない分、自分がさまざまな役割を担わなければならない大変さはありましたが、そこで初めて「ひとつのものを作り上げる」経験ができたことは大きかったです。

——もちろん、大学の講義や試験もあるわけですよね。

そうです。長期休暇の間はインターンに全部の時間を使い、学校が始まると授業と仕事の両立の生活を送っていました。講義と講義の間もずっと仕事をしていたと思います。

——LayerXでインターンをするきっかけは何だったのでしょうか?

LayerXのことは、福島さんや榎本さんのTwitter(X)アカウントを通して知っていました。大学4年生のときに松本さんがLayerXにジョインするというニュースを見て、「あの会社に行くんだ」って、すごく印象に残っていたんです。松本さんはエンジニア系のイベントなどによく登壇されていて、僕にとっては「THE CTO」というイメージでした。

そんなときに、ちょうどTwitterで「LayerXの最初のインターン生を募集します」という投稿を見かけて。その場で応募して、翌週には選考、2週間後にはトライアル入社が決まっていました。その後、1週間ほどのトライアル期間を経て、正式にLayerXでのインターンが始まりました。

——そこから入社を決めた理由は何だったのでしょうか。

もちろんLayerX以外の会社にも、就職する可能性はありました。ただ、LayerXで仕事をするなかで、バクラクの事業成長を肌で感じ、「今ここで、LayerXを離れたくない」という思いが強くなっていったんです。

めちゃくちゃ優秀なエンジニアと一緒に仕事ができる環境という点も大きかったです。「すごいエンジニア」と言われている人が書いたコードが読み放題だし、そもそも「書き終えた」ものだけじゃなくて、どういう思考で設計していくのかの「過程」も見ることができる。その人の頭の中をそのまま見ることができる環境は他にはないと感じました。

——確かに、スタートアップならではの良さですね。

スタートアップだと「横のつながり」が薄くなっちゃうかなと心配していましたが、職種をまたいだ若手メンバーの交流会などが行われるので、結果的にすごくありがたい環境で仕事ができています。

新規プロダクト開発を通して感じる自分自身の変化

——(2023年)8月には新プロダクトの「バクラク請求書発行」がリリースされました。プロジェクトメンバーとして、どのような気持ちですか。

正直、やり切ったという感覚は全然ないですね。既存プロダクトの開発とはまったく違う数ヶ月でした。お客様に実際に使ってもらっていない状態だったので、何を求めているのか、どういう機能が必要なのか、研究を重ねながら方向性を決めていく難しさがありました。

お客様の使い心地だけでなく、この先も開発を重ねていく際に、運用しやすい設計を考えなければならなかったことも、既存プロダクトを開発するのとは頭の使い方がまったく異なっていたと思います。手を動かすよりも考える時間のほうが長かったかもしれません。

一緒に開発していた榎本さんは、これまでも多くの新規プロダクトを開発しているので、将来起こりがちな課題に対する嗅覚がすごくて。「今の機能だと、このデータは持たなくてもいいけど、将来のことを考えるとこれも持っていたほうが良い気がする」といったことをポロッと言うんです。すると、1ヶ月後に「確かに必要だったな」と納得するので、経験値の差を痛感しました。

——「今」だけでなく「数年先」まで見越した開発をする、と。

自分たちで定めたロードマップ以外にも、お客様からの要望なども盛り込んでいかなければならないので、メンテナンスのしやすさも心がけました。

これまでセールスやカスタマーサクセスの方が積み上げてきたお客様との関係値があり、それがバクラクへの期待につながっているので、その期待にちゃんと応え続けなければいけないプレッシャーがいい意味であります。これは、請求書発行のプロダクト開発を経験したからこそ感じることなので、環境が自分を変えてくれたと思っています。

新規プロダクト開発という、事業にとって大きなプロジェクトにあえて僕のような若手をアサインするって、会社として若手を育てようという意思の表れだと思うんです。それに対して、食らいついて成長したいと思うし、一緒にプロジェクトを動かす先輩たちから全部を吸収したいと思っています。

意志を持って行動していればチャンスは巡ってくる

若手メンバーの交流会にて

——若手のころから、そういう環境にいられるのはとても良いですね。

そう思います。実は、請求書発行のプロダクトを開発しているときに、一瞬妥協してしまったことがあったんです。「これくらいで良いかな」と思っていたら、それを榎本さんに指摘されて。めちゃくちゃ後悔したし、反省しましたが、「ちゃんと見てくれているんだ」と感じられた瞬間でもあったので、そこからは一切の妥協をしなくなりました。

情報の透明性が高いのも、若手にとってはありがたい点です。経営会議の議事録を読んで、会社がどういう方向に進んでいるのかが知れるとプロダクト開発にも活かせますし、福島さんや松本さんが書く社内向けのドキュメントが読み放題なのも、ありがたいです。若手だろうと、意志を持って行動している人にはチャンスを与えてくれるのがLayerXの良さだと思います。

——若手でLayerXにチャレンジしたい人へのアドバイスなどありますか?

思っているよりハードルは高くないよ、ということを伝えたいですね。“東大卒で未踏事業(※)出身のエンジニア”じゃないと入れないわけではないので(笑)。ただ、自分の頭で考えられるかどうかは重要だなと思います。

※ITを駆使して様々な事業を展開できる優秀な人材を発掘・育成することを目的とした日本のプロジェクト。著名な採択者として登大遊、まつもとゆきひろなどがいる。

LayerXにはすごい経験をしてきた人たちがたくさんいます。そういう人たちと若手である僕たちが“対等”であるためには、教えを請うのではなく、自分で考えることが大事。LayerXにいる以上、経験の差は関係なく「仲間」なので。自分の頭で考え抜いた経験が自信を作るんだと身をもって感じています。

——これからLayerXでどういうことをやっていきたいですか?

バクラクを誰もが使う世の中にしていきたいです。バクラクはお客様が一番使いやすい体験を追求しています。そんなプロダクトが日本中の企業で使われるようにしていくという意識を持って、開発に取り組みたいです。

僕は人に役立つものをずっと作り続けていたいと思っています。昔はそれこそ「松本さんのようなCTOになりたい」みたいな気持ちを持っていたこともありましたが、今はものづくりが本当に楽しいし、好きだなって思うので、「使っていてなんか良いな」と思ってもらえるものを今後も作っていきたいですね。

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