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「世の中に新たなQAの形をつくる」半年に1つのペースで新規プロダクトが生まれるLayerXのQAのあり方

#LayerXではたらくひと とは 『ありのままのLayerXを、より多くの方に知っていただきたい!』という思いから始まった、LayerXのチームやプロダクト開発の面白さを、(正社員就業に限らず)あらゆる形で関わっていただいている方から、現場感ある目線で語っていただくシリーズ企画です。QA(Quality Assurance)チームのはたらき方に関しては過去に記事を公開しておりますが、一定の時間が経過したこともあり、より現在のはたらき方が伝わるように内容をアップデートしました。


今回のゲスト

(写真左から)taikyyさん、hashiさん、naoさん、 teppeiさん(聞き手) | バクラク事業部 QAチーム

三人の入社時期と現在のポジション、業務内容を教えてください

taikyy) 私は2021年6月から業務委託として関わらせて頂いていて、2022年の2月から正社員としてjoinしています。バクラク申請のQAを行った後、電子帳簿保存のQAを行っています。最近はAPIテストに注力したいと思っています。
hashi) 私は2022年6月に入社しました。バクラク請求書のQAを行なってます。新規開発された機能の機能テストとリグレッションテスト、不具合が出たときの一次調査を主に行っています。
nao) 2023年4月に入社しました。ポジションはQAチームのマネージャーをおこなっていて、業務内容はマネジメントと、バクラク請求書発行と共通管理のQAを行なっています。

現在のQAチームについて教えてください

nao) 組織構造としては、QAチームそのものは各開発グループと並列する形で、開発組織の1組織として存在します。ただし、実際の業務では、QAメンバーは開発チームの中に入って開発チームのメンバーと席を同じくして行っています。

1.5年前からQAの変化として大きく変化したこと、変化していないことについて教えてください

taikyy) 大きく変化したこととしては、QAチーム立ち上がり初期の頃はプロダクトが未成熟だったこともあり、テストもかっちりしてなかったし、問い合わせの返信やテクニカルサポート、ガイド記事の作成などQA以外のことも多く行っていました。最近はQAと言われる活動に時間を使うようになりました。変化していないこととしては、リリースやテストのサイクルは変化しておらず、2週間に1回のリリースを続けています。

普段の業務の流れと今後の課題について教えてください

taikyy) 開発を2週間して、その後3日間テストを実施してリリースをしています。1週目の初日で開発予タスクの共有を行い、仕様の理解やテストの計画の合意を行っています。2週目に開発環境でプロダクトに触れながら仕様の確認とテストケースの作成、自動テストの作成を行って、翌週の3日間でテストを実行して完了した翌日にリリースという様な流れです。

ただし、現状全プロダクトを2週間に1回リリースしているのですが、プロダクトごとにフェーズや特性が異なるので変えていきたいです。また、細かなことを確認する自動テストもAutifyで実装してしまってメンテナンスがきついので、複数の手段でテスト自動化していきたいと思っています。

nao) 今までは、QAメンバーのテストの手段として、手動テストとAutifyによる自動テストしか選択肢がなかったので選択肢を増やし、QAの型をアップデートしていきたいと考えています。その上で、プロダクトの状態に合わせてテストの戦略を決められるようなQAの型を作っていきたいです。

hashi) 属人的というのは永遠のテーマだと思います。あるプロダクトのテストを今までテストしていた人に代わり他の人が行う際、担当者に委ねられていることが多いため、仕様がわからないとかどんなテストしているのか、が発生しています。代わりに行う人は情報をうまく読み解くことが難しく、自信を持ってテストを持って行えていません。それらを整えていかないといけないと思っています。

LayerXの文化について教えてください

nao) 透明性の高さは入社してびっくりしました。自分で情報を見に行けば大体なんでも見れますし、上の人も情報発信をしていて、状況を把握することができます。また、LayerXの開発者は、お客様の業務をラクにすることへの想いが強く、プロダクトにそれが反映されていて、QAとしてもやりがいを感じています。QAが仕様に対して疑問を呈して、それを開発チームで考える形になっているのはすごく良いですね。

hashi) プロダクト間の連携がこの1年で一気に多くなり、ボールを拾うような事象も数多く発生していますが、そのようなボールを拾う人は偉い、という文化が社内に根づいてて、拾った人がリスペクトされているのは良い文化だと思います。また、リスペクトしつつも、ボールを拾う事象に対して組織間でふりかえり、誰がボールを持つかの議論もされている点も良い文化ですね。加えて、皆で品質を守ろうとする文化もあり、バグが出たら仕組みで解決しようとしているのは良い文化だと思っています。

taikyy) 風通しや他チームとの交流は大きな組織になってきて少なってきているものの、皆抗っており、普通の企業より良いと思う。文化は以前と変わっていないですね。

どんな人にLayerXへのエントリーを勧めたいですか?

taikyy) Factベースで会話や議論できて、改善していける方と一緒に働きたいですね。

hashi) スピード感持って仕事できる方や試行錯誤できる方が良いと思います。手元の業務に追われて手を動かせないことはあると思いますが、より良いプロダクトのために、スピード感持って仕事をし、興味を持って新しいことを切り開いていくことが必要だと思いますので。

nao) カルチャーフィットがすごく大事だと思っていて、我々の考え方の根底に我々のミッションや行動指針があるので、それらと共感できる人と一緒に働けると良いと思っています。爆速開発の中で、ミッションや行動指針に共感がない方はつらいと思います。

taikyy) 「ボールを拾う」文化があるので、ミッションや行動指針に共感がないと、良いプロダクトを届けることができない状態になると考えています。加えて、プロダクトごとにドメイン知識や法対応など学ぶことが多いので、そのような学習を厭わない方でないとしんどくなってしまうと思います。

LayerXのQAになってよかったことを教えてください

nao) バクラクプロダクトが好きなので、その可能性を感じています。また、我々は爆速開発として、お客様に本気で早く価値を届けようとしていて、その中でトラディショナルなQAではなく、アジリティの高いQAの形を試行錯誤しています。その先に、世の中の新たなQAの形のデファクトを作れるといいなと思っていて、これらの経験は有益だなと感じています。

hashi) 考え方が勉強になっています。「言われたものをそのままつくらない」ということをLayerXに来て初めて理解しました。「言われてないけど、やりたいことを実現する」ということにQAとしてどう貢献していくかを身につけられました。まだうまく実践できているとは言えないので、今後もっとうまくなっていきたいと思っています。

taikyy) 強いエンジニアや開発組織がいて、その当たり前品質や品質要求も高く、その高いレベルで仕事のすることは面白いです。そして、QAに期待されることも高い中で働けるのはいいですね。

どんなQAメンバと一緒に働きたいですか?

nao) QAのスタイルは過渡期なので、それらを楽しめる人、リードできる人とは一緒に仕事したいですね。

hashi) バクラクプロダクトは半年に1つ新規リリースするので、そこの立ち上げをやってみたい方にもおすすめですね。私自身は、新しいプロダクトのテストやQAを体験できるのは楽しいです。

最後に

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