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「LayerX羅針盤」という新しい文化

 どうも、すべての経済活動をデジタル化したい、LayerX石黒です。「企業文化」という言葉を、スタートアップ/ベンチャー経営において何度、目にしてきたでしょうか。文化って、目に見えるものではなく、そしていつの間にか作られていくものですよね

今日はLayerXで毎週月曜朝に実施される「週次定例」にて発表された『LayerX羅針盤』についてご紹介します。もともとはグループ会社での取組みを参考にし、作り始めたものです。発表を見て「LayerXの”新しい文化”として長く続くものになっていくだろう」と直感的に感じたので、残したいと思い、noteに書きます

LayerX羅針盤とは

LayerX羅針盤
LayerX社内にある会社の戦略・方針を示したもの。各事業やメンバーがどういうスタンスで、どういう戦略やポリシーに則った上で、意思決定すればいいか、日々優先度を着ればいいかを迷わずできるような指針をしめした20枚ほどのスライド

LayerXでは、2−3ヶ月に1度のペースで「経営合宿」を実施しています。終日のロングミーティングを実施するわけですが、そこで事業運営の中長期の方向性を議論します。その内容を翌週の週次定例で全員に細かくフィードバックしています

今回は「LayerX羅針盤」と名付けた本スライドについて代表の福島から60minほどの時間を使って全社員に共有しました

LayerX羅針盤の中身

公開したい!という気持ちがあるのですが、本当にリアルな内容なので控えます。せっかくなので一部だけ公開してみますね

- 1ページ目:表紙

20201024_LayerX羅針盤(2020年11月_1月の方針)

- 2ページ目:羅針盤コンセプト

スクリーンショット 2020-11-02 11.21.32

いま時点での「こう思う」をまとめるものであり、これを起点に「朝令暮改」していくことを歓迎するもの

この表現大好きですね。LayerXには「朝令暮改上等」というワーディングが存在するほどです

- 4ページ目:ミッション

スクリーンショット 2020-11-02 13.26.20

各論に入る前にミッション。すべての活動はこのミッション達成のためという再確認です

- 5ページ目以降:個別具体の事業、方針、オプション戦略、自社の強み、技術に関するスタンス・・・などなど(すいません非公開です…ご興味をお持ちいただいた方は、ご入社、カジュアル面談等のご相談をお待ちしております。TwitterDMでも、採用ページからでもご連絡ください)

CEO福島による羅針盤の解説(一部)

LayerX代表の福島が、LayerX羅針盤の一部について解説したnoteを書いています

タイトルは『デジタルネイティブな会社の文化とは』。まさに私たちLayerXのような会社の文化についてですね。

最後の段落が個人的に好きな内容なので一部抜粋し、貼らせていただきます。

ここに書いてある事自体、いわゆる普通のIT企業、いやITに限らずともまともにビジネスをやっている企業にとっては「当たり前・常識」のことしか書かれてません。
そうそれでいいのです。ビジネスは要は、「他人にはできないけど、自分たちの資源を使えばできる顧客のためになるサービスの提供」です。なのでビジネスの原理原則自体がそんなに複雑になことはありません。もし複雑になっているとするならばそれは優先度が絞れてない、シンプルにできてない、本質を抽出できてないということでしょう。
デジタル時代に何が変わるかというと、その原理原則の中で使う「道具」の変化に過ぎません。が、道具の変化は常に、考え方の変化・優位性の変化に逆伝播していきます。ですので正しい原理原則を徹底できる、正しい「道具」の使い方、意思決定方法、それをいかすための企業文化や考え方の変化が必要なわけです。それに合わせて自社のスキル、優位性を変化させ、磨き込まないといけません。
そこの徹底ができる会社はやはり少ないです。なのでやはりこの原理原則にしたがって会社文化を改造し、ビジネスモデルを適合させ、徹底していくことこそが、いわゆる「DX」でも最も求められる要素だと私は考えます。

さいごに

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