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「良いデザイン」がなぜ良いのかを考えたい(#LXなぜデザ)

LayerXで働くデザイナーがバトン形式で「なぜあなたはデザイナーに?」をインタビューする連載「#なぜデザ」の第5弾です。この連載ではLayerXのデザイナーの想いや人柄をご紹介していきます。

今回は、ウェブ制作会社・ネットショップ提供会社を経て2023年9月にLayerXにジョインしたreireiさんです。デザインに対する想いを中心にお話しを聞きました。


経歴

Rei kato (reirei)
制作会社でグラフィック系の経験をした後、2019年にSTORES株式会社にプロダクトデザイナーとして入社。2023年9月、株式会社LayerXに入社し、バクラク事業部の申請・経費精算チーム(Web)でプロダクトデザインを担当。猫とアイドルが好きです。

なぜデザイナーに?

パソコンとイラストが好きだったことがきっかけです。高校生の時にペンタブレットでイラストを描いて、ブログに掲載したりしていました。徐々にブログを装飾したいと思い始め、独学で個人のHP用のテンプレート配布サイトを作ったりするのが楽しかったです。当時はデザインという概念を知らなかったのですが、ぼんやりと将来はそういう職業につけたらいいなと思っていました。

大学では情報学部に入学して、2年生から本格的にデザインコースを専攻し始めました。制作会社でインターンを始めて、コードに触れる機会も増えエンジニアになる道もありましたし、絵を描くことが好きだったのでイラストレーターになる道もあり、どちらかで悩みました。ただ、アプリやウェブが動いている原理を知りたかったこと、裏側を作るというより、自分で考えたものを見える形にして動かすことが楽しかったので、デザイナーになりました。

新卒ではインターンで働いていた小さな制作会社に入社しました。ウェブから印刷まで様々なデザインを担当していました。自分が制作したデザインが作って終わりになってしまい、世の中に出た後、良かったのか悪かったのかが、分からないことに悲しさを感じていました。

アプリやUI/UXの領域に興味を感じていたこともあり、STORES 株式会社に転職しました。はじめてお客様からの要望やフィードバックに新鮮さを感じながら、デザインをしていました。UI/UXの実務は未経験だったため、「何が良いデザインなのか」分からなくて辛い時もありましたが、だんだんと判断軸が定まってきた時は嬉しかったです。余談ですが、入社当初はグラフィックデザインも兼務していたため、著名人とコラボしたリアルショップの広告デザインなども担当していたのが記憶に残っています。

なぜLayerXに?

前職で4年ほど働いたタイミングで、他の領域でのデザインに挑戦したいと感じたことが転職のきっかけです。特にLayerX羅針盤に惹かれました。組織が成長する上で、陥りやすい失敗や壁を避けるための教訓が全て書かれている!と感動しました。

特に羅針盤の中でも「全体最適を諦めない。常に横を見る」が好きです。LayerX には現在(2024年2月時点)約250名ほどいますが、全員で集まったり他部署の状況を確認できたりする場所がたくさんあります。詳しくはreireiさんの入社エントリの記事も合わせてご覧ください!

現在の仕事は?

バクラク申請・経費精算のデザインを担当しています。
バクラク申請・経費精算は自社ルールに合わせて申請・承認・稟議などのワークフローを構築できたり、領収書の自動読み取りができる入力レス経費精算ができるシステムです。

近々リリース予定の新機能のデザインをしたり、やさしさデーというロードマップ外の改善対応などに取り組んでいます。
今後はユーザーインタビューに加えて、競合や市場調査を踏まえて、デザイナー起点での改善を行っていきたいです。

好きなデザインバリュー

「あえて非合理」「全員デザイン」が好きですね。
現代では、デザインに関する情報発信が活発で、見た目が整っただけのデザインなら誰でも簡単に作れるようになりました。「あえて非合理」はドメインや状況ごとに適切なデザインが異なるので、合理的に判断するだけではなく、立ち止まってあえて非合理的なデザインすることが「本当に良いデザイン」に繋がると思っています。

「全員デザイン」は今では当たり前ですが、デザイナーのみで完結するデザインはなく、ユーザーさん含めて全員で取り組まないと良いものはできないと思っています。UI/UXの領域でのキャリアを積み始めてからはますます、セールス・PM・エンジニア・QA、チーム全員で考えて決める大切さを感じています。

インタビュアー @hash から一言

僕やreireiさんは事業部で4,5人目のプロダクトデザイナーにあたり、まだ各チームのデザイナーへの期待感がそれほど固まっていない頃に入社しました。
ただ、入社早々に力を発揮してチームにも溶け込んでいますし、今回改めて話してみてLayerXへの期待や挑戦の考え方も似ていて、頼もしく感じたインタビューでした!

未来の仲間に一言

バクラクには6つのプロダクトがありますが、まだ全てのプロダクトに担当デザイナーがついていなく、チームも未熟なのでルールを作っていける人に合っていると思います。

LayerXデザインチームに興味を持っていただいた方はぜひ、下記のページをご覧ください!

この記事が参加している募集

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