LayerX、ポートレート写真撮影のひみつ

LayerX

2022年3月30日 21:42

この記事は、【2022 春 LayerX Advent Calendar(概念) 】22 日目の記事です。前回はserimaさん（こちらこそいつもありがとうございます！）の以下の記事でした。

明日は「バクラクシリーズ」のマーケティングを担当している内山（uchiken）さんの記事が公開予定です！

こんにちは。Corporateの重松（shige ）と申します！年末のLayerX Advent Calendarでは、出社デーの様子をご紹介しました。今回は、社内で撮影しているポートレートのコツにお話したいと思います。

先月ついにリリースしました！

iOS の画像 (3)

ホームページで公開されているのは一部のメンバーで、実はメンバー全員のポートレートを撮影しています。（みなさん、様々な用途で使ってくださっていてとてもうれしいです）

さて、ちょっと良い感じに撮影したいな！という方に向けて、すごく簡単にですがオフィスでポートレートを撮影する際のコツを公開します。

オフィスで簡単にポートレートを撮影するときに大事なのは4つ

外部の光が干渉しない部屋で撮ろう！
撮影部屋に入って驚かれることのひとつなのですが、↑のポートレートはすべて薄暗い部屋の中でストロボを焚いて撮影しています。簡単に撮影するためには光源は1つ（ストロボ）だけのほうが撮影しやすいです。

白い天井がある場所で撮影しよう！
これはストロボの光を「天井にバウンス」させて撮影するためです。ストロボを被写体に直接当てないことによって柔らかな光で撮影ができます。

iOS の画像 (1)

ストロボの向きはこんな感じ

ポーズは指示して撮ろう！
被写体の方にただ立ってもらうのではなく、「ナナメ45度に立ってもらいバストアップの腰から上だけ正面に向けてもらう」など、ポーズも工夫するとより良く撮れます。
被写体のスタイルが魅力的ではなくなるので、なるべく身体や顔に「ナナメのライン」を入れられるようにしてみてください。

距離に気をつけよう！
レンズは必ず75mm以上にしましょう。
28mmと75mmで同じ被写体を同じように撮るように撮影してみてください。説明は省略していますが、撮るだけでも違いがわかりますよ。（原理が気になる方は調べたり、カメラの本を何か1冊読んでみてください！）

被写体の背後の空間にも気を配りましょう！
160cm-200cmは背後の空間を確保すると良いです。壁にくっついたり、背後の距離が足りない状態で撮影すると被写体に立体感が無くなったり、壁に影が落ちてノイズが増えてしまいます。

また、LayerXではトンマナを揃えるために、服の色をある程度絞って撮影しています！

以上の内容は、カメラの原理の説明などを端折って、撮影技術だけ伝授しているものです。撮影を続けるうちに興味が湧いて、たくさんカメラのことや自分なりの撮影の工夫を見つけていただけたら嬉しいです。

（ご参考）今回の撮影で利用した設定のご紹介
今回は、マニュアルモードで撮影しました。おおまかな設定やカメラのスペックは以下の通りです。

設定
・シャッタースピード：1/100
・絞り：F6.3
・ISO感度：640

スペック
・カメラ本体：Sony α6400
・レンズ：TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD
・ストロボ：GODOX Thinklite TT600S
・電池（ストロボ用）：パナソニック　エネループ